好きだけど、近づかないでくださいっ!
スキサケのさよならと新たな症候群
「それ、どういうことですか?」

「今のお前は、吊り橋効果も追加されて、スキサケを克服できたと思っているだけだ。でも、実際は克服なんて出来ていないし、手錠を外せばすぐに逃げ出す」

「・・・どうして、そんなこと言うんですか?」

シャワーを浴びながら、さっき交わした会話を思い出していた。

私は、もうスキサケを克服できたと思っていた。

康介くんといるとドキドキもするし、胸がキューっと熱くなる気もするけれど今までみたいに避けたりなんてしたいとは思わなかった。

逆に、もっと一緒にいたいって気持ちが芽生えたくらい。
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