クラッカーにはご用心
「ジキルとハイドらしきサブリミナルが蔓延しとるようや、クローズドサークルみたいなこんの世界には。」
「ちょっと、どーなってんの!蜜穿様は一体どこにいらっしゃるんやー!どうにかしぃ、けんしろー!」


「俺ぇえぇ~!ちゅーか、目回るわ!」



柿蒲のありったけの怒りをぶつけられ、思いっきり揺さぶられた涓畤壟。


理不尽極まりなく、同じく思いっきり柿蒲を引き剥がす。



蜜穿が病院から叡執と消えてから数週間。


妃翠に来ず、何故か携帯や部屋まで解約されていて、文字通りえてしまったかのように行方が掴めずにいた。


ただ、ハニービーとしては活動しているようだが、柿蒲の技術では辿り着けないのが現状である。



「あんたの他に誰がおるんや!ことりっちのケー番調べたん、うちやねんけど!」


「それはそーやけど!蜜穿んこと俺に聞くな!」



殊犂へ知らせる為に鰍掩が調べさせたようだが、柿蒲に連絡したのが涓畤壟だった為に怒りの矛先がそっちへ向かってしまった。


完全なるとばっちりなのだが、当の鰍掩は知らん顔を決め込んでいる。



「入院せなあかんのに、病院出て行ってしもーたんよね?」


「蜜穿ちゃん、大丈夫とええけど。」



見舞いに行く前に退院してしまった為、碑鉈と剣は蜜穿の体調が気になってしまう。
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