好きで

好きで

好きすぎて

意地悪することでしか

近づけなかった



そんな幼かった恋は今──…



○。○。○。○。○。○。○。○。○。○。○


「おい、化学の課題どーした」

あたしを足蹴にする王様
古波匡
(こなみたすく)


vs


「は、はいっ! ただいまっ」

今ではすっかりタスクのパシリ
盃月安和
(さかずきあんな)


○。○。○。○。○。○。○。○。○。○。○



冷たくて、意地悪で

酷いことだってたくさんされるのに



「お前はもう、俺のもんだろ」



この一言で

胸が張り裂けそうなくらい嬉しくなる



だけど決して、その先を

あなたは口にはしてくれない



「……何でキスするの……?」

「……別に意味はねぇよ」

「……っ」



あたしどうすれば

いいんだろう?


あなたから

離れられるんだろう?



「泣くくらいなら、俺の隣にいればいい」



~古波くんは一筋縄ではいかない。~



2016.5.3~2016.6.15

この作品のキーワード
拗らせ  主従関係  高校生  恋って?  性悪  胸キュン  不器用  パシリ  意地悪