夜明けの恋人。
色が重なる世界

「なぁ、夜見。」


「…なに」


私は今、機嫌が悪いわけじゃない。
むしろ良い方だ。


東雲への返事が素っ気ないのには
訳がある



なにを隠そう、
下校中の私と東雲は手を繋いでいるのだ。

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