冷酷から変貌した社長の甘い恋の行方の先には

待ち人を待つ





羊子、会社に昼前においで
一緒にご飯を食べようって言ったら
跳ねてよろこんだ


しかし今お昼過ぎたぞ
いくらなんでも遅すぎる
指が机を叩いていた


「なんでも遅すぎる、」
足はゆすり


「あぁ・・・・・」
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