シンデレラは恋に臆病
普段ならクールにかわすところをつい本音を口にした。

言われた本人はかなり驚いていたが、これで俺には近づかないだろう。

この時は、まだ真優のことをほとんど知らなかった。

腰まである長い茶髪と二重の大きな目が印象的な彼女。メイクもバッチリで遊び慣れてる女に見えた。

身長は百六十くらいで、スタイルもいい。

俺のタイプじゃないが、男にモテるだろうな。

その夜は若い営業を二人連れて会社近くの居酒屋に飲みにいった。

仕事の話を聞くと、最初は営業の苦労話を聞かされたのに、そのうち真優の話題で持ちきりになった。

彼女がうちで派遣社員として働くようになってから、いろんな面でかなり融通が利くようになったらしい。
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