先生の彼女です。2nd

咲side

「……んぁ…」



目を開けると真っ白な天井





「あ、起きました?今翔琉先生呼びますね」





看護士さん……ここ病院か…






「おはよ」



「おは、よ…」




翔琉がひょこっとら顔を出して点滴を調節した



「どう?調子は」


「ん、…うん」



「まぁまぁか」



「うん…」



「今日だけ入院する?俺当直だから帰れないし…」




「大丈夫!彩花もいるし、平気だよ!」



入院なんて絶対嫌だもん




「…そうか?んじゃ、昼休憩のとき送ってくからそれまで寝てな」



「うん」




私の頭をぽんぽんしてから翔琉は出て行った





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