超イケメン☆ホストクラブ ~Love story~
ー3ー
「…なぁ、理沙?」

急にそう呼びかけられて、「なに、銀河?」と、聞き返す。

「…キス、させて…」

唐突な銀河の言葉に、びくりとする。 

「な、何よ…突然に…」

動揺を隠せない。熱く高まる胸を抑えるように、わざとらしく平静を装う。

「だっておまえが、あんなかわいい顔見せるから…」

銀河が言って、

「…だから、そそられたんだよ…」

と、耳に唇を寄せて囁く。
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