圭哉くんは俺様且つ暴君。
5☆*。

♡お前のこと考えてた。




───────────



「でも、ビックリしたぁ〜!

まっさか、あの藤崎くんが迎えに来ちゃうなんて。」


「うん、私も。」



次の日、夢子ちゃんとの話題は昨日の圭哉くんの事で持ちきり。



「あんな事されて、好きになるなって方が無理あるよね。」


椅子に座ったまま足を組んで、顎に手を当て考えたフリをする夢子ちゃんに、


コクコク頷いてみせる私。



ん、待てよ?

…好きになるなって方が無理ある?



「あれ?やっぱり、小春ってば、ときめいちゃってる?」


頷いた私に、ニヤリと笑った夢子ちゃんは思いっきりからかうような口振りで私を見つめるけれど


「いや、ないないないない!だ、誰があんな俺様野郎…!」



咄嗟に顔の前で手をブンブン振って否定する私。



違う!違います!!
ときめいたりとかしてない。



「ふ〜ん…そう?」

「そう!!」



夢子ちゃんに強気に返せば、脳内で再生されるのは


『俺のことは絶対に好きになるな』


出会った日の圭哉くんの言葉。

あー、もう!一々出てこないでよ。


わかってるっつーーの!!!
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