「もう二度と走れなくなりますように」

「もう一度走ることが出来ますように」

二人の願いが、七夕の夜に奇跡を起こす。

藤野沙織は、陸上部のエース。ところがここ最近、伸び悩んでいた。

そんなとき、声を掛けてきたのは、
車椅子生活をする藤本翔平。

沙織の走る姿が好きだと話す翔平に「あなたみたいに走れなくなればいいのに」と罵声を浴びせる沙織。

「・・・だったらさ、俺と交代しようよ。俺、走りたいからさ」

走りたくない少女と走りたい少年が
七夕の夜に、入れ替わった。

でも、入れ替わったのは
「走れる足」と「走れない足」

沙織は、「翔平の足」を通して、彼の葛藤とそれでも、いつも笑顔でいる理由を知る。

「大丈夫。必ず俺が守ってあげる」

藤野沙織×藤本翔平

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