こんな私が、恋したみたいです。
4.
「りーっちゃん!!生きてますかー!!」


あやのに耳元で叫ばれて、背中にグーパンチを食らって、



ボケっと、クラスのことを考えていたことに気がつく。


「わっ...あっ!生きてるよ!」



正直、頭がはっきりしない。


「何?もー。りっちゃんどーしちゃったわけー?」


「いやー、おなかすきすぎて夜ご飯何かなーって」



「アホだろ!」


また、頭を真上から殴られる。



「それは痛いわ!」


15cm上から綺麗に直下されれば、相当な威力に。


「りっちゃんがちびだから」



「それゆーたらあかんで!りっちゃん怒るで!.....った!!!」



いったい何発私を殴る気だ


「そんなに上から押されたら、また縮んじゃうじゃん!」


「おーいいねそれ!」


「やーだ!165もあるお前がおかしいんじゃ!」



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