オトナの恋は強引です!
第2章 転機。

波打ち際。

翌日、風の音で目が醒める。
窓に吹き付ける風の音だ。
海に近いマンションは風が強い。
朝6時。
春の嵐だ。
今日は休みだったから、ゆっくり眠りたかったのに。
昨日も酔っ払っって、ドラゴンにタクシーに乗せられたことを思い出す。
今日、日勤のコムギは起きたかな?

ぼんやり、ベットに座ると、ふと、ドラゴンの嬉しそうな顔を思い出す。
「海が荒れそう。」
そう言っていたかな。

いや、いくらなんでも、こんな嵐の海には出ないよね。


ちょっと窓の外を見る。海は暗い色をして風の音が叫んでいるようだ。
細かい雨も横殴りに降っている。

ドラゴン、どうしたかな。
ちょっと怖くなって、急いで着替える。
取り越し苦労なら、
戻って来れば良い。

ドキンドキンと鼓動がうるさい。
大丈夫。
馬鹿じゃないんだから。
海にはいない。

そう、思いながら、
サンダルをつっかけて海に走った。
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