あの頃、きみと陽だまりで
7.ありふれた幸せを



結局、新太と1日中眠り、なにもしないまま過ぎて行った5日目。

だけど、限られた時間をそうやって過ごすことに、不思議と『もったいない』という気持ちは感じられなくて。



今はただ、居心地のいい彼の胸に甘えていたい。

そう、思ったんだ。





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