悪役秘書は、シンデレラの夢を見る!?
プロローグ


たおやかに咲き誇る。

私は、努力は好きじゃない。


「お前って本当に、俺の事頼らないよな」

小さく零れたその言葉。

私がその言葉をもっとしっかり聞いていたら、こんなことにはならなかったのだろうか。


「俺にもう少し甘えろ、馬鹿」

私は私が思うより、強くない。
そんな私を貴方が一番良く知っている。
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