「……優君、大好き……」

近くにあった物体にギュッと抱き付き頬擦りする。

あれっ?

眠りが浅くなっていたせいか、違和感を感じた。

この感触……肌触り……お布団とか枕とは違う。

スベスベしてて温かくて……気持ちがいい。

まるで人肌みたい。

人肌?

ん?ん?

何かおかしいと思ってパッと目を開ければ、目の前にあるのは男性の胸板。

恐る恐る上を見上げると、眠れる美形王子が私の隣に横たわっていた。

「え?……何で?」

優君の寝顔をガン見しながら私は両手で頬を押さえる。