縁日に行った次の日、私は優君よりも早く起きて朝食を作った。

ダイニングテーブルに皿を並べる。

「準備完了」

料理は凝ったものは作れないけど、冷蔵庫の中を見て適当に作れる。

それもそのはず母が身体が弱くて病院に入院してることの方が多かったから我が家の家事は私がやっていた。

優君を起こしに行こうとエプロンを外すと、彼がキッチンに入ってきた。

「あっ、優君、おはよう」

寝起きなのか髪の毛は跳ねてるし、可愛い。

「……お前、今朝早いな」

私にチラリと目を向けると、優君は冷蔵庫からペットボトルの水を取り出し、ゴクゴクッと喉を鳴らして飲む。