社長令嬢のヒミツの恋
第1章

りゅうせい





【 江坂 流星 】




「流れるに、星?」




これははたして、なんて読むのだろうか?




頭を捻らせながら考える私、片寄 愛奈 は新しいクラスで親友を待っていた。




「りゅうせい、かな? いや、りほ っていうのもあり得る...「どうしたの?」




「!?」




ビックリして振り返ると親友の 浅見 麗華 (アサミ レイカ) がいた。




「麗華か。この名前の読みを考えてたの」




「って、知らないの?江坂くん凄く有名よ?」




「知らない....男の子なのかあ」




じゃあさっき考えた りほ は無しかな。




「直接本人に、聞いてみなさい!」




「麗華、押さなくてもっ、」




背中を押され、自分の席の隣まで誘導される。




「えーっっと...?」




麗華をみるけど、ニカッと笑って教室を出て行った。




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