ツンデレ社長の甘い求愛
恋がはじまる予感?
土曜日、朝八時過ぎ。
私より規則正しい生活を送っているカイくんは、お腹を満たした後、早々と散歩に行こうと急かしてくる。


「カイくん、もう少し寝かせてもらってもいい?」

ご飯を用意したものの、そのままソファーにダウンしてしまった私の服の裾を、早く行こうと言うように引っ張る姿には癒されるけれど、今は癒しより睡眠が欲しい。


やっと長い五日間が終わった。

月曜日の朝は意気揚々と出勤したはずだったのに、その日の就業時間終了後に、まさかの事態が発生。

社長の意外な一面を知ってしまった私は、残りの四日間をいつもの調子で仕事に取り組むことができなかった。

それは社長の言葉が胸に残っていたからかもしれない。

今までの自分の言動がすべて間違っていたようにしか思えなくて、自分らしく仕事に取り組むことが出来なかった。

ひとつのことをやるにあたって、どうしても考えてしまったんだ。


本当にこれでいいの?って。

これまでは正しいと信じて疑ってこなかったけれど、一度立ち止まって考えるようになった。

すると意外と冷静になれて、たまには後輩と一緒にやったり、任せてみたり。
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