二人のミルクティー
二人のミルクティー
「はい。ミルクティー。」
「ありがとっ。」
学校の帰り道、いつものように二人でミルクティーをのむ。
「なぁ、俺さ〰好きな人できたんだ。」 
「へぇ!なにそれ!まさに好きな人?嘘だー。」
「ほんとだって!でさ今度告白しようと思ってる。」
(うっうそ!絶対嘘だ!まさに好きな人なんているはずが…)
「あっ、電車きたよ。のろ‼」
私は電車の中でずっとまさとめが合わないようにしていた。

‥数日後
「あっ、あのさ告白うまくいった?」
「まだしてねーよ。」
「ふーん。」
そっけない会話が続く。
「あのさ、お前まだ気づいてないの?」
「えっ?」
「俺の好きな人っつーのは…」

「お前何だけど」
「えっ!?嘘だ!まさだって私に恋愛相談してきたし…」
「お前がどんな反応するか知りたくて。」
「うそ…」
「お前困る?」
「うんうん全然。嬉しい。すごく。」
「ねぇ。俺と付き合って?」
「うん!大好きだから!」
「お、お前その笑顔反則…」
「だーいすき。」
まさは私を抱きしめた。
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