願いが叶ったその時…







たしかに…ここに来て
私にはまだ知らないことだらけだ
柾木さん達がいるとはいえ
まだ他の人とは打ち解けられた訳じゃない
そんな中でも士苑は必要…でも、そんなの…




椿「これからの君のためを思えば
  そういう奴は必要になるよ…
  今の姐さん…夏風の母親のようにね」



士「俺は、望んで姉さんの傍にいたいんだ」





私は今までのぞんてきたことは
かなわないと思ってきた。
だけど、今ここで願ってもいいなら




「私の傍に、いてくれる?」



士「…うん、もう絶対離さない」





私が手を差しだしそれの手を士苑が
とろうとしたところで
夏風に邪魔をされてしまった。





夏「傍にいるのはいいが触るのを許した
  覚えはない」



「変な嫉妬しないで夏風」




拗ねてしまった夏風の頭を撫でながら
士苑と椿さんと話していると
光琉や柾木さん達がお見舞いに来てくれた。
また夏風が怒っていたが
気にしていたらだめだな














      
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