農民生まれの魔女
能力

最後に野次馬や先生達の記憶を抜き取り
一件落着と

…………なるかぁっ、解決して無い事ばかりだ


「イヴちゃんっ、君はイヴちゃんなの」
ケイトは前と寸分違わずもとどおりに戻された
図書館を見て叫んだ

「いきなりどうしたんだ」

イヴちゃんに冷たい目で見られて
少なからず僕はショックを受けただろう


「だって今までと全然「ちっ、面倒くさいな
わかったよ、俺様が説明してやる」


そもそもお前らが無理矢理、俺を指輪から出そうとしたのが悪いんだ
危うく消滅する所だったんだ
俺は魂みたいなもんだから形の有る物にしがみつかないと消える

だから指輪が破壊される前に丁度いい
器が有ったってわけ
それにこの嬢ちゃんを見ておかなきゃ
どっちみち俺が消されるからな


頭の中でバラバラになっていた
ピースが繋がった


つまり今まで指輪の中に封印されていた魔物が
イヴちゃんの魔力の爆発によって解かれたって事か、それってつまり…

「おい、王子様気取りの二重人格野郎」


つまりイヴちゃんは









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