別れたいのに愛おしい~冷徹御曹司の揺るぎない独占愛~
求愛
翌朝、なんとかいつも通りの時間に起きた私は、だるい身体を起こしシャワーを浴びた。

胸元に残る赤い跡が目に入ると、昨夜のことを鮮明に思い出してしまう。

よりを戻してからの奏人は以前よりちょと強引で、でも優しくて、私は彼に夢中になってしまう。

だるいけど幸せ。

バスルームから出ると、奏人も起きていてコーヒーを入れていた。

「おはよう」

疲れを見せない爽やかな笑顔。
朝からときめいてしまいそう。

「大丈夫?」

「うん、奏人は?」

奏人はつやっぽく笑って言う。


「俺は理沙のおかげで凄く調子がいいよ」
< 192 / 208 >

この作品をシェア

pagetop