櫻の園のレビュー一覧
5.0
最初はなんとなく、『櫻の園』という 堅苦しそうなタイトルで 敬遠していました。 しかし、勇気を出して 一ページ開いてみれば、そこには 不器用でとても素敵な物語が、 広がっていました。 桜の園で繰り広げられる、夢と、 希望と、絶望。 嵐みたいな、青春時代。 葵の、 ｢もし、"桜の園"ちゃんとやれたら── どこに行っても、夢に向かって 頑張れる気がしたんだ」 と言う言葉が胸に染みて……。 言葉の一つ一つの言い回しが、まるで 本当にこの物語の中の登場人物たちが 生きているかのように感じられました。 かなさんの描く世界は綺麗で、 きっと引き込まれます。 ぜひ、読んでみてください。
ボクはこの作品を見て、胸がいっぱいになりました。桜の園のメンバーたちの心情や、恋、悩み・・そんなものが描かれていました。この作品を見て夢に向かっていく勇気をもらえました！
映画が上映された後に知って読んでみるととても面白く、映画を早くみたい衝動に刈られました。福田さきちゃんにとても合っているなぁと思いました。
まず始めに言わせてください こんなにすてきで感動する 作品をありがとうございます この小説を読んで 私は大切なことを いろいろ学びました それはこれからを生きていく私にとって とても重要なことで この小説に出会っていなかったら きっときづけなかった いろいろな想いがあります 背景描写や心理描写など 文章力もあり 本当に充実した すばらしい作品だと思います 本当にありがとうございました
退学になっても良いくらいに｢櫻の園｣をやりたいと願った桃達をみて私もこんな熱中出来るｺﾄをやりたいなと思いました。 そして、諦めなければ叶うというｺﾄを再確認出来ました。夢って大切ですね(^^)
旧漢字を使われているので、ムツカシイのかと思えば、そうでもなかったです。自分にはちょうど良かったと思います。 特殊な空間とか、醸し出す雰囲気の表現が気に入ってます。 初めて読んだケータイ小説が「櫻の園」でした。
夢をあきらめて故郷に帰った少女。編入した学校は名門で、名門だからこそ持ち合わせている重圧と、重苦しくのしかかるように咲く桜のみごとな描写にひきこまれました。 一つの演劇によって結ばれていく友情に、こんな高校生活を送りたかったなあとしみじみ思いました。 爽やかな読後感にもう少しだけ頑張ってみようかと、励まされました。