サンタクロースは君だった
6.3*思い出と君
レオくん、好きです。
あなたの曲が好きです。あなたの声が好きです。あなたの笑顔も、優しさも好きです。
ねぇ、レオくん。私はどうして大切なあなたの本当の心に気付けないのだろう。

ねぇ、ひかりちゃん。
離れてみてわかったことだけど、やっぱり僕は君がいないとだめみたい。
そんな情けないことを言う僕でも、君は優しく受け止めてくれるかな。出会ったあの日のように。


6.3
思い出と君


「僕の曲には、彼女しかいません。」


本当のことを伝えるために。

君を守るために。

それは誰かのためじゃなく、本当は全て自分のために。
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