HEAVEN ROAD

黒髪は清楚?!

あーだこーだと揉めながら、無事におんぼろアポートへと到着。



「明日も車で来るからな」



「わかった」



いつもはペラペラとうるさい翔が豊が現われてから、口を開こうとしない。



「翔、明日な」



気になったあたしは翔に声をかけてみた。



「俺、朝は車じゃないから……」



「えっ?!じゃあ豊だけ?」



豊と翔の顔を交互にキョロキョロと見る。



「うるせぇ女」



「何も喋ってねぇだろ?」



「行動がだよ」



な、なんだとぉ!!
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