妊娠に気がついたのは、別れたあとでした。

この子を守れるのは自分だけだと、力強く思った。

その瞬間、私はもう母親だったのかもしれない。

父親、母親…ならなきゃいけない役目を、ひとりで果たすことに不安がないわけじゃない。

でも、大好きな人の子供だから、私、産みます。

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