-いいかい、華夏。あんたは将来十六になると妖怪と結婚することになる。だから、花嫁としてしっかりするんだよ。-

おばあちゃんが言っていた言葉。
今更思い出してしまったのは何故だろう。

私は明日十六になる。

カチッ

時計の針が12に重なり、その明日を迎えた。
まるでお伽噺を紡いでいくように秒針は進んだ。

「華夏、迎えに来たよ」

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