おいしい話には裏がある
おまけ・旭日の不思議な1日
「パパぁ~!あーパパ?」

ん?

男の子供が呼んでる?

誰がパパだ?

「もぉっ!パパ!さっきから呼んでるのに。」

その言葉と同時に身体に衝撃が。

オレ…?

「…若?いつ、お子が?」

「童貞じゃなくなったのか?」

半信半疑の側近二人。

「はぁ?何言ってんだ!オレは雪杏としかヤんねぇよ!」

「じゃあ、一体その子は…?」

いつまでも引っ付いて離れないガキを抱き上げる。

年は保育園位か?

そのまま顔を覗きこむ。

……おい。

雪杏そっくりなんだけど…。

どういうことだっ?!

雪杏の子供か?!

「…わ、若!雪杏ちゃんそっくりじゃん!えっ、雪杏ちゃん子供いるのっ?!」

騒ぎ出す珠吏と固まってる聖。

いやいや、どう考えても計算合わねぇだろ。

高校生位で産んだことになんだろうが。

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