天才外科医の恋
同居すたーと♡

晴翔side

びっくりしたんだ。


桜が帰ってきたことに、桜はイギリスの現女王陛下と現国王陛下の娘で現女王陛下の実家であるウィルソン家とウィリアム家のどちらかを継ぐべく勉強していたからな。


帰ってくるのはもっと先のことだと思ってた。


だから桜を見たとき俺は夢を見ているんじゃないかと疑った。


それぐらい俺にとっては嬉しいことであり、驚くことだった。

桜「はー君?用意できた?」


今はセンター長室で帰る用意をしていたところだった。

晴翔「ああ、終わったよ。帰ろうか。」

桜「うん!」

桜「はー君。大好き♡」

////

晴翔「急にどうした?」

桜「ううん」

桜?

お前まさか

晴翔「泣いてんのか?大丈夫、俺はここにいるぜ?」

桜「私がイギリスにいたから、ずっとはー君の声しか聞けなくて、会いたくても会えなくてだから今目の前にはー君がいることが夢みたいなの。はー君」

桜「夢じゃないよね?はー君はどこにも行かないよね?裕翔みたいに逝かないよね?」

あーそっか。それが不安だったんだ。

そうだよな

もう直ぐ裕翔の命日、だもんな。

裕翔はわかるかもしれんけど桜の弟。

晴翔「大丈夫、俺はどこにもいかねぇよ。俺はお前の、桜の目の前にいるよ。これが夢だったら俺も嫌だしな」
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