[短]salty chocolat
最終章
「…で、付き合うってことで良いか?」
「ぅえ、あ、も、もちろん!」
「そうか。」
あ、と何かを思い出したかのように声を出す岡島。
「付き合うことになったんなら、呼び方変えるか。」
岡島は私と向き合うと…。
「これからよろしくな、茜」
「う、あ…あぁ。」
多分私の顔は真っ赤なんだろう。
「で、お前はどう呼ぶんだよ。俺の事。」
「え、じゃあ………祐樹…で…。」
祐樹は満足そうに微笑み、そして…。
私と祐樹の唇が重なった。