イケメン俺様ホストの、猫可愛がりな溺愛関係

-3-


ーーお風呂から上がると、身体をバスタオルで拭かれて、

「俺の服しかないけど、いいか?」

と、訊かれた。

「…うん、いいけど…」

なるべく言うことは聞いて、逆らわない方がいいということは、この短い間にもわかってきていた。

ダボッとしたTシャツが頭から被せられて、「…あ、下着どうするか…」と、下半身に目を落とす。

大きくて丈の長いTシャツは、膝上くらいまでが隠れていたけれど、「パンツぐらいは、履いた方がいいよな…」そう一人呟いて、

「とりあえず、俺のボクサーパンツ履いとけ。下着は、また買いに行けばいいから」

と、手渡された。



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