イケメン俺様ホストの、猫可愛がりな溺愛関係

-2-


その人の家に着くとーー

そこは、20帖を優に超えるワンルームマンションで、自分が追い出されたアパートとは明らかに違う高級感に気圧される。

「……ラクにしてろよ。今あったかいもんでも持ってきてやるから」

と、リビングソファーに座るよう促されて、

「……うん」と、頷いて、ソファーにトスンと腰を落とす。

……柔らかな座り心地に、手で弾力を確かめて、

(このソファーも高そうだな…)

と、感じる。

一体、何をしてる人なんだろう……歳は、私とそんなに変わらないようにも見えるのに……。

目の前のガラスのテーブルの上には、乱雑に腕時計が置きっぱなしになっていて、

あれって、有名なブランドだよね……確か何百万とかしたりするんじゃ……。

そう思って、じっと見ていたら、

「……ほら、ホットミルク飲めよ」

と、カップがつき出された。



< 7 / 102 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop