翌早朝、朝靄の中に早速シェラは足を踏み出した。

事情を説明するわけにもいかず、姉弟には黙ってベッドを抜け出して来てしまった。

少し罪悪感があるが、すぐに戻れば問題ない。

それに、もしリスティーを助けられそうならば、一緒に海に戻り、二度と陸で生活なんかしないだろうから、姉弟にどう思われようと関係ないはずだ。

だが、やはり罪悪感はある。