藤沢先生の白いキャンバス。(修正済み)

藤沢先生のお見合い相手!?


その後。
藤沢先生が帰って来たのは夜だった。

「どうだ?具合は?」

先生がわざわざ顔を出してくれた。

「あれから一眠りしたら、だいぶ
良くなりました。ありがとうございます」

お礼を伝えた。

「そうか……それなら良かった」

「はい……」

お互いに意識すると何だか
緊張してしまい不思議な感覚だ。

いつもより、距離が近いはずなのに
何だか変な距離が出来てしまう。

ドキドキとうるさいぐらいに高鳴った。

「あ、あの……」

「何だ?」

「えっと……来週の日曜日って休みですか?」

せっかく恋人になったのなら
デートとかしてみたい。

もっと距離を縮めたくなった。

「いや、日曜に夜勤があるが……」

「あ、そうなんですか……」

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