「助けて月見里ちゃぁぁぁぁん!!」



「はいはい。今度はどこ?」



宿泊研修後、すっかりクラスのみんなと仲良くなり、訓練もどんどん過酷になり、みんなが強くなってきた頃。


1学期の中間テストが迫ってきています。


2週間前に初めて知った、という人がほとんど。


トーナメント戦は何の問題もないけど、大丈夫じゃないのは筆記テスト。


偏差値が低く、テストのレベルが低いとは言え、大体の人が自分のレベルにあった高校を選んでいるのだ。


みんな大パニック。


普段座学が少ない代わりに、テストで赤点を1つでも取れば1学期期末テストまで、放課後毎日補習。


サボれば次の定期テストの1学期期末テストのトーナメント戦で様々なハンデが付いてしまうので、何が何でも補習は免れたいのだ。


私は元々偏差値の高い高校を目指していたので、全教科100点を狙っている。


それを知っているクラスメイト達はほぼ毎時間質問をしに来るのだ。



「これは────」



「ありがとう!!すごい分かりやすい!!」



「いえいえ。それは良かった」



「またよろしくね!!」



「はいよー」



「次は俺!!」



「は!?私だし!!」



うん、そろそろ先生に聞こうよ。


っていうかみんなが聞きに来るのは全部基礎。


中学校で習ったことも含まれている。


なのに全然理解していないみんなの、中学校生活が不安になった。

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