悪い目覚め

片廣side


俺の顔を見て満足そうに笑い
目の前の女が倒れた…
俺は右腕から、流れる血を
そばにあったタオルで押さえた。

まさかこんな小娘に怪我させられるとは思ってなかった。

俺は片廣沈蛇 (かたひろ しすだ)
今年で38の男
金に困ってた俺は

ある金持ちの家の娘にお願いされて
この家に強盗に入った。

愛紅と言う女を殺せと言われたが
愛紅と言う女以外にも殺してしまった。

さて…これからどうするか…

時計をみれば7時過ぎ今この家を出たら
周りに気付かれ捕まるだろ。

今の時間学生や社会人の通勤時間帯

そん中出るのはやめた方がいいと思い
俺は家の中を彷徨いた。

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