幼なじみの秘め事

at KAWAHARA

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俺の思い通りに
すべてが進んだよな。


ほんとはこんなんだったんだって
話したら怒るかな？



「大翔くん！あたし大翔くんが好きなの」


休日にふたりでライブ行った帰りのカフェで愛望に告白された。


「ごめん、俺は...」

「心羽ちゃんが好きなんだよね？」

「...あぁ」


俺は返事をしてレモンティーをごくりと飲む。


「こうして話してくれてるし脈あると思ったのになぁ」


愛望がははっと笑う。


「...思わせぶりだった？」

「ううん。あたしが勝手に思ってただけだから」

「もし、勘違いさせるようなことしてたらごめん」


俺は愛望にペコって頭を下げる。