いつの間にか、溺愛。
嘘?
_______
____
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「___……っず、ちょっと、すず〜?」

「……っあ、ごめん。で、何だっけ?」

パスタが人気のバイキングビュッフェのお店。

ハネムーン帰りの安子と夜ご飯を食べに来たのだが……

「鈴、どうしたのよ?なんか上の空って感じ」

お土産を渡したいからと昨日の夜にメールが入って、即行動。

仕事帰りに待ち合わせして今に至る。

「いや、ちょっと… 寝不足でね」

「そうなの?どうせ昨日、休みだからってだらだら過ごして… んで魔の月曜日ってとこかしらね?」

「……う、うん。」

「ところで、いい人いた?」

「ん?……何が?」

「ちょっとぉ〜 結婚式よ!二次会で気になる人いなかったの?」

毎度思うが、本当面倒見がいい友なんだろう。

「あぁ…そのことね…… 」

「私は鈴には幸せになってほしいのよ。わかる?鈴はもっと自信を持つべきよ!」

「はいはい、そうねぇ〜。 あっ、これ美味しそ」

「……話を逸らした」

せっかくのご飯なんだから。

美味しく食べたいじゃない?
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