大好きだった家族を失くし独りぼっちだった
全てを終わらせよう・・・
そう決めたその日、世界が歪んだ――――
その先で出会ったのは・・・
「あなたは、我が国の大切な姫君」
「姫君を教育し、お守りするのが私の役目です」
冷静沈着、仮面のように笑わない執事―――ジル=ルーエン
「これしきの事が出来ぬとは・・・」
ため息交じりの厳しい言葉。
それでも・・・
「我が命に代えてでも、あなたをお守りする・・・そう決めたのです」
いつだって、まっすぐ私を護ってくれる。
きっと私は、彼の甘い甘い罠にかかってしまったんだ―――――
もう、抜け出すことなんて、できない。
2017.2.26 執筆開始
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