大切な人を失った経験から愛を信じることができず、愛に対して恐怖を感じている千那

そんな彼女に課せられたのは、話題沸騰中のイケメン弁護士・綾辻に罠を仕掛けることだった

仕掛けるつもりが彼の溺愛に振り回され、ついには呑みこまれてしまって…！？

綾辻から与えられる極上な溺愛に少しずつ愛を知り、愛を信じる千那

最初から最後までドキドキします

感無量です。愛を知るには、真っ直ぐに自分だけを愛し抜いてくれる存在を知らなくては進めないっていう強さがこの作品をまっすぐにしていて、たくさんキュンとしちゃいました。それにしても社長のじいちゃんとみーちゃんへの墓場での告白が一番かっこ良かったです！

社長の孫である千那は、会社の派閥争いに巻き込まれ、イケメン弁護士・綾辻を罠に嵌める役割を負わせられる。
その企みはあっさりバレて失敗に終わったはずなのに、綾辻は「罠にかかってやる」と言ってきて──。

ちょっと妖しくて、色気と彼の愛がたっぷり詰まった、これぞシスコワールド！な作品です。笑

地位も、整った容姿も、包容力も持っている、まさにパーフェクトな綾辻先生に、あんなふうに愛されたい！と叫びたくなるのは私だけではないはず（断言）

愛を知らなかった千那がそれを感じられるようになっていく裏には、彼の大胆かつ自信に満ちたある契約が秘められているのですが……これがまた素敵なんです！

最終的にハニートラップに嵌まったのはどちらなのか。
ドキドキハラハラ、時に切なくなりながら、幸せいっぱいのラストまでぜひご堪能ください。