居酒屋に迎えに行く

「麻里花、そろそろ帰ろうか?」

そう微笑み迎えに行けば

「「!!???」」

驚いてるな。


社内では万一にも見かけていても俺は無表情か不機嫌かしか表情に現れていないから。

笑うのは麻里花か余程親しい間柄の人の前だけ。

金山さんは麻里花を通して見た事があるからかそこまで驚いてないけども。


「いつも麻里花がお世話になってます。今後もよろしくお願いしますね。白石くんは出来る人だって聞いてるよ。仕事も頑張ってくれ。」

「いつも受付業務お疲れ様。何かあれば人事部長や総務部長に相談しなさい。」


「「は、はい。分かりました。ありがとうございます。」」


「ちょっと、麻里花!専務が彼氏とか聞いてないから!」


「え?彼氏じゃないよ?幼馴染みのお兄ちゃんかな?うーん。そんな感じ?」

「麻里花はそうかな?でも俺は周りには俺の彼女って麻里花の事は言ってるし、健一さんも悠斗もその認識だよ?」


「へ?えーっと彩人くんが私の彼氏?なんで!?」


「じゃあ、整理しようか。学生時代から送り迎えしてるよね?社会人になってからも飲み会のお迎えは俺でしょ?」


「うん、そうだね。」

「土日どちらか、あるいはどっちもで2人でいろんな所に出掛けるだろ?それって傍から見たからどうかな?」



「デートしてるカップル?になるの?」


「あんたね、こんだけ笑顔で甘々な専務が送り迎えしてくれて、週末も一緒にお出かけしてて、彼氏じゃないわけないでしょーが!!!」

受付担当の彼女の突っ込みは正しいな。

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