副社長には内緒!〜 Secret Love 〜

付き合ってます!

莉乃が目を覚まし、時計に目をやると午前4時を回っていた。

(あのまま、寝ちゃったんだ)

莉乃は、ゆっくりと起き上がると泣きすぎで頭痛のする頭を押さえた。

キッチンで冷蔵庫から水を出すとコップに注ぎ、鎮痛剤を飲もうか思案した。

しかし、何かを食べる気にもならず、空腹時に薬を飲むのも憚られた。

水だけを半分ぐらい飲むと、ここから眠れる気もせず熱いシャワー浴びた。

濡れた髪を乾かしながら、まだ明けてない空を見つめた。

ソファに深く座り、ふと置きっぱなしていた携帯に目をやった。
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