好きです...先生
「これ...開けてみて」

緊張した声でそう言う先生。
箱をもつ手も密かに震えていた。

箱を受け取ってラッピングを開けた。
中身は真っ黒な箱

なんだろ...と思いながら黒い箱の蓋を開けてみた。

すると中に入っていたのはネックレス


「先生...これって...」


「...今更だけど俺と付き合って欲しい」


「...へっ」

信じられなくて変な声が出てしまった。
夢なのかな?って思って頬をつねったけど痛かった。

どうやら夢じゃないみたいだ

「もし嫌ならそのネックレス受け取らなくていいから」

「嫌じゃないです!」

まさか先生から付き合ってって言われるなんて思って無くて驚きを隠せない。


「よかった...ほんとは卒業してからにしよって思ってたけど我慢出来なくてさ...てかバレンタインの時に汐野から貰チョコ貰った時からほんとは我慢出来なかったんだけど...」
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