カズキ、10年愛〜不良のあなたに恋をして〜前編
カズキは、何度か母に捨てられていた。



母さんは、僕の事より、あいつの事がいいんだ。



弟達は、僕が守らなくちゃ…





今日は知らない大人達が沢山きている。



また、施設に入れられるのだとすぐに理解した。





今度はいつ帰ってこれるのだろうか…




僕は施設が嫌いだった。





施設は、僕達をばらばらにするからだ。

それに、何よも、施設にいる大人が嫌い。




大人達は、僕らを叩くんだ。



自分の機嫌や都合で、僕らを叩くから嫌い。






僕は施設の中で眠る時間が1番すき。






2段ベットだけど、ゆいつ自分だけの空間があったから。




…誰にも邪魔されない僕だけの時間。


昨日の夜だったけ…





名前はわからないが、新しく来た女の子のベットへまた



あの先生が入っていったけ…




身体検査だとか言って必ずあいつは



女の子のベットへ入っていくんだ。





  へどがでそうだ。




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