moon~満ちる日舞う少女~【上】






修「じゃあとりあえず今日は倉庫にいってみんなに紹介しねえとな!」



美「あ、ごめん。今日はちょっと…」



勝「えー!?」



修「勝、無理強いは出来ねぇよ。…でもまぁ一応家までは送る」



美「うんありがと。香月よろしくね」



私ががっつり香月を指名したのでみんな軽く驚いた顔した後…



修「まぁ昔からのダチなら香月のがいいか」



と納得してくれた。



勝「香月?」



香「え?あ、あぁ!大丈夫!!美月、ちゃんと送ってってやるからな!!」



美「あ、うん」



香月焦りすぎ…つかなんか今日無口…。姫のこと反対だったんだろうけど…



勝「そういえば、香月は今日補習じゃなかった?」



突然の勝の言葉に空気がぐっと重くなる。



香「そうだったぁぁぁ!!」



美「じゃあ待ってるよ」



香「じゃあ…」



亮「いえ、僕が送ります」



香月の言葉をさえぎり、亮が言った。




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