私はきっと、明日もあなたに逢いにいく

「ははっ」

真面目くさった朔の口から漏れた言葉に思わず鼻で笑ってしまう。

でも取り繕わない。

弁解しない。

だってそう言うことなんだ。

「楽しいも何もそれが一番楽じゃん。

気遣いもいらない。調和もいらない。嘘も存在しない。

私はそれがとても楽」

「別にある程度弁えてればそんなに無理をしなくてもいいんじゃないかな?」
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