君に捧ぐは、王冠を賭けた愛。
戻るか残るか。
目の前に二つの選択肢が並べられたら、私はどっちを選ぶんだろう。
「正直、わからない」
「わからないんですか?」
「うん…。
今は、リンタールの為に何かできたらいいなって思ってるし、カナトと一緒にいたい。
でもだからって、元々いた場所を簡単に手放せる訳ではないの。
私にとってはどっちも大事だから」
「ふーん。
俺としては、カナトのもとに残る方を選んでほしいんですけどね。
カナトは変わりつつあります。
あなたに出会って自信を持ち始めているようです。
神楽弥には、これからもカナトを支えてほしいものです」
敵うことなら支えていきたい。
傍にいたい。
でもこればっかりは、自分で決断しないといけないことだ。
目の前に二つの選択肢が並べられたら、私はどっちを選ぶんだろう。
「正直、わからない」
「わからないんですか?」
「うん…。
今は、リンタールの為に何かできたらいいなって思ってるし、カナトと一緒にいたい。
でもだからって、元々いた場所を簡単に手放せる訳ではないの。
私にとってはどっちも大事だから」
「ふーん。
俺としては、カナトのもとに残る方を選んでほしいんですけどね。
カナトは変わりつつあります。
あなたに出会って自信を持ち始めているようです。
神楽弥には、これからもカナトを支えてほしいものです」
敵うことなら支えていきたい。
傍にいたい。
でもこればっかりは、自分で決断しないといけないことだ。