イジメ.COM
崩壊する
それから朱音は家に帰るまで一言も話さなかった。


「絶対に許さない」


朱音を家まで送り届けた時、小さな声でそう言ったのを、あたしは聞きのがさなかった。


仁は確実に、朱音の中の何かを壊してしまった。


それがこれから先どんな未来をもたらすのか、あたしは暗い気持ちで1人歩き出したのだった。
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