哀しみの最果て
スー…フガッ…スー…


「おい!宮部!!起きろッ!!」


日野が声を荒げるように発すると同時に宮部がガバッと顔を上げた。


その目元にはくっきりとしたクマがあり、寝不足なのが一目でわかるほどだ。


「お、やぁおはよう。日野君はいつも早いねぇ。」
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