哀しみの最果て
第6章

宮部は日野にうなぎをご馳走した後事務所で1人考え事をしていた。


「あーもう!やっぱ行ってみるしかねえかぁ…」


パソコンに向かい事務処理をしている日野が手を止め宮部を見る。


「あの住所にですか?」


「ああ。これ以上、いろいろ考えても前に進まないしな。それと、日野君にもちょっと手伝ってほしい事があるんだよね。」
< 81 / 177 >

この作品をシェア

pagetop